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🎤 はじめに|ドーム経験者がライブハウスに初挑戦
藤井風、Ado、Mrs. GREEN APPLE、ゆず、ミスチル。
これまで参戦してきたのは、どれもドームやアリーナ、スタジアム級の大規模ライブばかりでした。
そのいっぽうで、ライブハウスのスタンディング公演だけは一度も経験がありません。
ファンクラブにも入っておらず、フェスもスタンディングも、まったくの未経験です。
「一人で行って浮かないかな……」
「音が大きすぎて耐えられないって聞くけど大丈夫?」
まさにこうした不安から、ライブハウスデビューにはずっと踏み出せずにいたのです。
そんな私が思いきって足を運んだのが、KT Zepp Yokohama(Zepp横浜)でのadieu(アデュー)公演でした。
この記事では、大規模ライブには慣れていてもライブハウスは初めて、という視点から当日の体験をすべて記録しています。
整列の流れ、ロッカー、1階と2階それぞれの見え方、音響、持ち物まで網羅したので、同じようにデビューをためらっている方の背中を押せたらうれしい限りです。
はじめに|ドーム経験者がライブハウスに初挑戦
KT Zepp Yokohamaの基本情報
チケットの発券方法|紙チケットは1週間前から
物販は13:30開始|欲しいグッズは先に買うのが正解
屋外の整列|番号が遅い人ほど呼び出しに注意
ロッカー・トイレ事情
入場〜ドリンク交換の流れ
【最重要】1階スタンディングの見え方|身長別リアル
1階と2階、どっちを選ぶ?
音響が想像以上だった|大規模会場との比較
音量と耳栓は必要?
服装・持ち物の正解|実際の失敗から学んだこと
ライブハウスの観覧マナー|アーティストで変わる
退場はスムーズ|終電の心配が少ない
当日の過ごし方|開場前はみなとみらいで時間調整
参戦してみての感想
🏛 KT Zepp Yokohamaの基本情報
KT Zepp Yokohamaは、みなとみらいエリアにあるライブハウスです。
最寄りはみなとみらい駅で、アクセスも良好です。
会場に足を踏み入れて、まず驚いたのはそのコンパクトさでした。
ドームやスタジアムばかり見てきた身からすると、映画館でいちばん大きなスクリーンの部屋くらいの広さに感じられます。
その空間に大好きなアーティストが立つわけですから、近さはもう大規模会場の比ではありません。
🎫 チケットの発券方法|紙チケットは1週間前から
今回選んだのは、セブンイレブンでの紙発券でした。
発券できるのは公演の1週間前からです。
手順はとてもシンプルで、レジでイープラスアプリのチケットページからバーコードを提示するだけで済みました。
戸惑う場面はまったくありません。
事前にクレジットカードで決済を済ませていましたが、発券時には別途発券手数料120円が必要になります。
支払いは現金・nanaco・カードから選べました。
🛍 物販は13:30開始|欲しいグッズは先に買うのが正解
この日の物販がスタートしたのは、13:30からでした。
開演の頃には売り切れているグッズもあったので、狙いが定まっているなら早めに動くのが賢明です。
支払いは現金・カード・QRコード決済などに対応していました。
ここでひとつ提案したいのが、買ったあとの過ごし方です。
13:30に物販を済ませてしまい、そのまま近くの商業施設で休憩する。
この流れがいちばんスマートだと感じました。
ちなみに、終演後も一部のグッズは販売していました。
🚶 屋外の整列|番号が遅い人ほど呼び出しに注意
この日は17:30開場、18:30開演というスケジュールでした。
現地に着いたのは17:15です。
会場前にはすでに人が集まっていたものの、大混雑というほどではありませんでした。
整列マップは会場正面に掲示され、建物の周囲に番号順で並ぶスタイルになっています。
番号の区切りは、ざっくり以下のとおりでした。
101〜300
301〜600
601〜900
901〜1200
2階着席
番号別の看板こそあるものの、きっちり一列に整列するというほど厳密ではありません。
私の整列番号は600番台後半でした。
ここで、初参戦の方にぜひ知っておいてほしい注意点があります。
列の前方をのぞいてみると、開場時刻からスタッフが番号順に呼び出しを進めていました。
参考までに、当日の列の動きを時系列でまとめておきます。
601〜900の列が動き出すも、すぐにストップ
列が断続的に前進し始める
建物の中へ。中では10番単位でテンポよく呼び出し
チケットチェック終了
600番を過ぎたあたりから、呼び出しのテンポが一気に上がっていきます。
スタッフの誘導も終始スムーズで、待たされてやきもきすることはありませんでした。
唯一気になったのは、列が進むにつれて人がぐっと密集してくることです。
この日は涼しかったおかげで快適でしたが、真夏の屋外で立って待つとなると、なかなかこたえそうだと感じました。
ちなみに私が並んだ601〜900のゾーンは建物の横手で、ちょうど日陰になっていました。
おかげで待ち時間も快適に過ごせています。
🔑 ロッカー・トイレ事情
建物の横手のスペースには、ロッカールームが設けられていました。
トイレについては、入場前の外のトイレに数人が並んでいた程度でした。
ところが、入場後の1階フロアは場所取りの真っ最中になります。
落ち着いてトイレに行く余裕など、ほとんどありません。
このあたりは、のちほど触れる2階着席との大きな違いといえるでしょう。
🥤 入場〜ドリンク交換の流れ
チケットチェックを抜けると、向かう先はドリンクコーナーです。
ライブハウスは1ドリンク制が基本で、入場時にドリンク代を支払う仕組みになっています。
少し面白かったのは、ドリンクの受け取り方でした。
まるで駅の改札のように、Suicaなど交通系ICをタッチしてドリンクコインを受け取る方式だったのです。
ドリンクコインを手にしたら、カウンターで好きな一杯と交換します。
ラインナップはペットボトルのソフトドリンクやレッドブルなどでした。
流れがとにかくスムーズで、列はテンポよく進んでいきます。
⭐ 【最重要】1階スタンディングの見え方|身長別リアル
ライブハウス初参戦で、いちばん気がかりなのがここではないでしょうか。
座席が決まっている電子チケットと違い、スタンディングは早い者勝ちでポジションが決まります。
まずは、私のスペックと当日の立ち位置から紹介します。
幸い、私の前に180cmを超えるような大柄な方はいませんでした。
ステージ上のアーティスト(身長163cm)は、前の人たちの頭の隙間から、膝から上が見えたり隠れたりといった具合です。
視力はコンタクトで1.2ですが、表情はじんわり見える程度でした。
それでも、衣装や髪型はしっかり判別できるレベルです。
周囲には双眼鏡を使っている方も、ちらほら見かけました。
大規模ライブと比べるなら、藤井風さんのスタジアム公演で前方10列目に入ったときよりは、当然ながら遠めです。
体感としては、スタジアムの30列目あたりといったところでしょうか。
ただし、バンドメンバーやステージ背面の装飾までは、ほとんど見えませんでした。
🆚 1階と2階、どっちを選ぶ?
今回は1階スタンディングと2階着席の両方に申し込み、当選したのは1階でした。
1階からは2階席の様子こそ見えませんでしたが、開演前に見上げてみたところ、2階席はかなり良さそうな雰囲気でした。
上からステージを見下ろす角度で、視界を遮るものがありません。
人気が高いのも、これなら納得です。
選び方を整理すると、こんなイメージになります。
「ライブハウスといえばスタンディングで揉まれるもの」と思い込んでいましたが、2階着席という逃げ道があるのは、初参戦組にとって何より心強いポイントだと感じました。
🎧 音響が想像以上だった|大規模会場との比較
正直に言えば、この日いちばん感動したのは音響かもしれません。
これまで音を浴びてきたのは、PayPayドーム、Kアリーナ横浜、韓国のアリーナ、国立競技場、日産スタジアム、そして野外のフリーライブでした。
そのどれとも違い、Zepp横浜の音は反響(エコー)が程よく効いた、カラオケボックスの上位版のような心地よさだったのです。
天井が高いからでしょうか、響きが実にまろやかでした。
歌声が脳に直接届いてくるような、不思議な感覚に包まれます。
MCの一言ひとことまで鮮明に聞き取れて、距離の近さをあらためて実感しました。
大げさでなく、まるで自分ひとりのために歌い、語りかけてくれているかのようでした。
立っていたのは会場のやや右寄りでしたが、音のズレなどはいっさい気になりません。
🔇 音量と耳栓は必要?
「ライブハウスは音が大きい」とよく耳にするので、念のため普通の耳栓を持参していました。
ところが結論からいえば、私の位置では出番なしでした。
あれほど身構えていた音量も、中央から後方という立ち位置ではまったく気になりません。
開演を待つ間のBGMにいたっては、映画が始まる前くらいの穏やかなボリュームでした。
とはいえ、音に敏感な方や前方を狙う方は、耳をいたわる意味でもライブ用の耳栓を備えておくと安心です。
普通の耳栓と違ってライブ用は、音をこもらせず音量だけをすっと下げてくれるので、音楽そのものはしっかり楽しめます。
👕 服装・持ち物の正解|実際の失敗から学んだこと
何を着ていけばいいのか、当日まで散々迷いました。
ところが会場に着いてみれば、ライブTシャツを着ていない人も多く、ほっと胸をなで下ろしたものです。
ちなみに、私の当日の装いは次のような組み合わせでした。
服装で大正解だったのは、羽織りものを一枚持っていったことです。
屋外で並んでいる間や入場直後は涼しいくらいだったのに、開演が近づくとフロアの空調が強まり、ライブが始まれば人の熱気で一気に汗ばむ暑さへと変わりました。
脱ぎ着でこまめに調整できる服装が、やはりいちばん安心です。
いっぽうで、荷物を最小限にしすぎたのは失敗でした。
ロッカーを使わずに済むよう小さなボディバッグにしたところ、受け取ったペットボトルの置き場所に困ってしまいました。結局ずっと手に持ったまま過ごすことに……。これが地味にストレスだったのです。
そこでおすすめしたいのが、ペットボトルが入るサイズのバッグ、あるいはペットボトルホルダーです。
ただし一点だけ注意があります。
adieuのように激しくない公演なら手に持っていても問題ありませんが、ロックバンドやアイドルのように手を振って盛り上がるジャンルでは、手がふさがると途端に邪魔になります。
ジャンルに合わせて持ち物を選ぶのが正解です。
そしてもう一つ、声を大にして伝えたいのが履き慣れた靴の大切さです。
スタンディングは同じ場所に立ちっぱなしになるため、後半は足がじんじんと痛みました。
ソールで身長をかせぐのも見え方には効果的ですが、厚底すぎると今度は足が疲れてしまいます。
このあたりはバランスが肝心だと実感しました。
🙆 ライブハウスの観覧マナー|アーティストで変わる
スタンディングのフロアは、たとえるなら満員電車のようでした。
ところどころにバー(手すり)があり、そこを確保できれば寄りかかれて、ずいぶん楽そうに見えます。
私はすき間に滑り込む形でしたが、後方だったこともあり、隣の人とぶつかるような窮屈さはなく、わりとゆとりがありました。
そんな近距離だからこそ、気をつけたいのがエチケットです。
隣との距離が近いぶん、しっかりお風呂に入っておく、きつい香水は控える、といった配慮が欠かせないと痛感しました。
ライブ中もドリンクは飲めますが、炭酸やレッドブルを開ける「プシュッ」という音は意外と響くものです。
みんなそっと慎重に開けていて、その光景がなんとも微笑ましく映りました。
そして観覧スタイルは、アーティストによって驚くほど変わります。
「ライブハウス=騒がしくてガチ勢ばかり」と決めつけていた自分が、少し恥ずかしくなりました。
聴かせるタイプのアーティストなら、むしろ静かで上品な空気が流れています。
雰囲気はジャンルによって本当にさまざまなので、初参戦なら、お目当てのアーティストの過去のライブの様子をのぞいておくと、心の準備が整います。
🚪 退場はスムーズ|終電の心配が少ない
大規模ライブで地味につらいのが、終演後の規制退場です。
ドームやスタジアムでは、30分以上も身動きが取れないことさえあります。
その点、Zepp横浜の退場は拍子抜けするほどスムーズでした。
当日の流れは、こんな具合です。
終演
出口で写真を撮って外へ
ほとんどの人が退場済み
写真を撮ったりお手洗いに寄ったりしなければ、後方の場合は終演からわずか数分で外に出られます。
1階の出口からZeppの建物の外までは、歩いてものの30秒ほどでした。
終電を気に病まなくていいのは、大規模ライブにはない大きな魅力だといえます。
🗺 当日の過ごし方|開場前はみなとみらいで時間調整
ここからは参考までに、開場までの時間の過ごし方を記しておきます。
みなとみらい駅に着いたのは、13時すぎでした。
まずは徒歩でハンマーヘッドへ向かい、dacoとCOOL Fuel(クール・フューエル)に立ち寄ります。
その後はランドマークやマークイズをぶらぶらと巡り、のんびり時間をつぶしました。
会場に向かったのは17時です。
みなとみらいは道幅も広く、地図もわかりやすいので、迷う心配はありませんでした。
途中ではレンタサイクル(ベイバイク)も活用したので、移動もスムーズに済んでいます。
💭 参戦してみての感想
ひと言でいえば、本当に楽しい一夜でした。
スタンディングで立ちっぱなしだったぶん足は疲れましたが、それを補って余りある体験だったと思います。
なかでも印象に残ったのは、大規模ライブと比べて待ち時間が短く、気持ちがずっと楽だったことです。
入場も退場もスムーズで、ドームやスタジアムにつきものの長い行列や規制退場のストレスとは無縁でした。
コンパクトな会場ゆえにアーティストとの距離が近く、音響も素晴らしい。
あれほど抱えていた「ライブハウスは怖い」という思い込みは、すっかり杞憂だったのです。
ドームやアリーナしか知らず、ライブハウスに二の足を踏んでいる方こそ、一度足を運んでみてほしいと思います。
きっと「思っていたより、ずっと怖くなかった」と感じられるはずです。