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本多の森北電ホール(旧・本多の森ホール)座席の見え方|扇形ワンスロープを完全ガイド

石川県金沢市・兼六園にほど近い本多の森公園の一角に建つ「本多の森北電ホール」。ファンからは「本多の森ホール」「本多の森」の愛称で親しまれてきた、北陸を代表するコンサートホールです。全国ツアーの金沢公演で使われる定番会場で、建築家・黒川紀章による扇形の近代ホール建築としても知られています。

この会場でいま注意したいのが、2024年7月1日に「北陸電力会館 本多の森ホール」から「本多の森北電ホール」へ名称が変わったこと。チケットやプレイガイドの表記が揺れている過渡期なので、まず名称の整理から解説します。

そしてもう一つの大きな特徴が、2階席がなく、扇形にゆるやかに広がる「ワンスロープ」構造であること。アリーナやバルコニー型の劇場とは見え方の考え方がまったく異なります。本記事では、前方から後方までの見え方、サイド席の特権、上り坂のアクセスまで、参戦前に知っておきたい情報をまとめました。

📌 この記事でわかること

  • 「本多の森ホール」→「本多の森北電ホール」名称変更の全体像
  • 2階席がない「扇形ワンスロープ」ならではの見え方
  • 前方・中列・後方それぞれの距離と傾斜の付き方
  • サイド前方端の「アーティストが真横を通る」特権
  • 見切れ席・S席・立ち見エリアの位置
  • 座席ごとに必要な双眼鏡の倍率
  • 金沢駅からのバス・上り坂アクセスと兼六園観光




1. 本多の森北電ホールの基本情報(キャパ・名称変更)

項目 内容
現在の名称 本多の森北電ホール(2024年7月〜)
旧称 北陸電力会館 本多の森ホール(2009〜2024年)/前身は石川厚生年金会館
所在地 石川県金沢市石引4丁目(本多の森公園内)
最寄り 金沢駅東口からバス約20分「出羽町」下車 徒歩約3分
収容人数 1,707席(オーケストラピット内64席を含む/別途 立ち見あり)
構造 扇形ワンスロープ(2階席なしの1フロア構成)
主な用途 ライブ・コンサート/演劇/講演会・式典

本多の森北電ホールは、兼六園や金沢城公園にほど近い「本多の森公園」の一角にある、北陸電力が所有するコンサートホールです。建築は黒川紀章によるもので、旧・石川県営兼六園野球場の形状に沿った扇形の外観が印象的。緑濃い森に囲まれた低層構造で、金沢の景観に溶け込む佇まいです。キャパは1,707席で、石川県内では金沢歌劇座(1,919席)に次ぐ規模を誇ります。

⚠ 2024年7月から「本多の森北電ホール」に名称変更

北陸電力は2009年からこのホールを「北陸電力会館 本多の森ホール」として運営してきましたが、運営15年目を迎えた2024年7月1日に、より親しみやすい名称として「本多の森北電ホール」へ変更しました。長く「本多の森ホール」の愛称で定着していたため、チケットやプレイガイドでは旧名との併記や表記の揺れが見られます。どちらの表記でも同じ会場なので、迷わず対応できるよう覚えておきましょう。

2. 座席構造の全体像(扇形ワンスロープ・2階なし)

本多の森北電ホールの最大の特徴は、2階席がなく、ステージを要(かなめ)として扇形に広がる「ワンスロープ」構造であること。一般的なホールのように「1階席」「2階席」と物理的に分かれておらず、前から後ろまで一枚のスロープでシームレスにつながっています。

🧭 列は「A列」から始まり、後方ほど傾斜が急になる

座席はアルファベットの列で管理され、前方のA列から後方へと続きます。通路を挟んだV列あたりから先が、一般的なホールでいう「2階席」に近い高い位置にあたります。ただし物理的な段差で階が分かれているわけではないので、券面には「1階○列」ではなく「○列○番」とだけ書かれることが多いです。まずは自分の列がアルファベットのどのあたりかを確認しましょう。

💡 段差の付き方が3段階になっている

このホールは列の位置によって傾斜の付き方が変わります。前方(D〜K列あたり)はフラットに近い緩やかな段差、中列(L〜U列)はしっかりとした段差、後方(V列以降)はさらに急な角度で俯瞰する眺めに。後方ほど段差が大きくなる設計なので、最後列付近でも前の人の頭が視界に被りにくく、「どこからでも見やすい」と評判の高い会場です。

各エリアの構成

エリア 列の目安 特徴
オーケストラピット部 A〜C列 段差なしだが至近距離、公演により使用有無あり
前方席 D〜K列 緩やかな段差、表情まで見える神席ゾーン
中列 L〜U列 しっかり段差、視界クリアで見やすい
後方席 V列以降 急傾斜で俯瞰、全体を見渡せる
立ち見 最後方 公演により設定、高い位置から俯瞰

3. 座席エリア別・ステージの見え方【最重要】

ここからは、各エリアからのステージの見え方を距離・体感・推奨双眼鏡倍率の3要素で解説します。1,707席というコンパクトな会場なので、全体的にステージが近いのが前提です。

3-1. 前方席(A〜K列/神席ゾーン)

🌟 距離が近すぎる神席
見やすさ ★★★★★

距離: 非常に近い
双眼鏡: 不要
構造: フラット〜緩傾斜

前方席は、参戦者から「近さがバグレベル」と言われるほどステージが至近。表情はもちろん、細かな仕草まで肉眼でしっかり追えます。コンパクトなホールならではの距離感で、ここが当たれば文句なしの神席です。

なお、最前のA〜C列はオーケストラピット部分にあたります。段差はありませんが視界は良好。ただし公演によってはオーケストラピットが使われ、この3列が客席にならないことがあります。その場合はD列付近が実質的な最前列になるため、券面の列と実際の位置に幅がある点を頭に入れておきましょう。

3-2. 中列(L〜U列)

🎯 段差クリアの実力席
見やすさ ★★★★☆

距離: 中距離
双眼鏡: 不要〜8倍
構造: しっかり段差

L列から先は、前方よりも段差がしっかり付きます。そのため前の人の頭がステージに被りにくく、視界はとてもクリア。ステージ全体と推しの動きをバランスよく追える、扇形ホールの実力席です。

距離としては表情がぎりぎり肉眼で分かる範囲ですが、細部までしっかり見たい場合は8倍前後の双眼鏡があると満足度が上がります。中央のブロックなら、フォーメーションや照明演出も美しく見渡せます。

💬 参戦者の声(X)

「5列目でこの近さはすごい」「最後列でも傾斜のおかげでちゃんと見える」といった声が多く、扇形ワンスロープの見やすさは高く評価されています。前方端の席でも、コンパクトな会場ゆえに視界が確保しやすいという口コミも目立ちます。

3-3. 後方席(V列以降・立ち見)

🎬 急傾斜で全体を俯瞰
見やすさ ★★★★☆

距離: やや遠い+高さ
双眼鏡: 8〜10倍
構造: 急傾斜

通路より後ろのV列以降は、さらに急な角度が付き、ステージを見下ろすような眺めになります。多少の距離は感じますが、傾斜がしっかりしているぶん、ステージの全景はむしろ見やすいのがこのホールの強み。照明・演出・フォーメーションを俯瞰で楽しみたい人に向いています。

表情まで追いたいなら8〜10倍の双眼鏡があると安心です。公演によっては最後方に立ち見エリアが設定されますが、高い位置から見渡せるため、立ち見でも視界が良いという声が多い会場です。

3-4. サイド前方端(真横を通る特権席)

⭐ 端なのに神席化することも
見やすさ ★★★★☆

距離: 近い(斜め)
双眼鏡: 不要〜6倍
構造: 扇形の端

扇形ホールの前方端(F列付近まで)は、一見「端で見えにくそう」と思われがちですが、会場が小さいぶん端でもしっかり見えます。むしろ大きなメリットがあり、G列あたりまではサイドにステージが張り出しており、アーティストが行き来する際に真横を通ってくれることがあります。前方端ならではの特権で、間近でファンサをもらえるチャンスも。

ただし、公演によってはこのサイドにスピーカーが設置され、通路として使われないこともあります。スピーカーがなければラッキー、くらいの気持ちで臨むとよいでしょう。

💡 エリア別の見やすさ早見表

順位 エリア 条件
1位 前方(D〜K列)中央 近さと視界を両立した神席
2位 中列(L〜U列)中央 段差クリアで安定して見やすい
3位 サイド前方端(〜F列付近) 真横を通る特権、演出次第で神席化
4位 後方(V列以降)中央 俯瞰で全体を一望、双眼鏡で補う
5位 前方の左端・中央最前の両端 見切れになりやすい

4. 見切れ席と座席区分の注意

本多の森北電ホールは扇形ワンスロープで、基本的にどの席からも見やすい会場です。とはいえ、いくつか押さえておきたいポイントがあります。

見切れ席は「前方の左端」と「中央最前の両端」

扇形ゆえに見切れは起きにくい設計ですが、前方の左端や、中央ブロック最前の両端は、角度によってステージの一部が見えにくくなることがあります。前述のとおりサイドにスピーカーが設置されると、この付近の視界にも影響します。心配な場合は、公式サイトのストリートビューで座席からの見え方を事前に確認できます。

S席・Z列などの表記を確認

公演によってはS席・A席といった料金区分が設定されます。S席の範囲は公演ごとに変わるので、購入時に必ず確認しましょう。なお「Z席」という特別席があるわけではなく、「Z列」は前から数えて26番目の列を指します。アルファベットの列名に慣れていないと戸惑いやすいので、自分の列がどのあたりかを把握しておくと安心です。

開催アーティスト別の座席ガイド

本多の森北電ホールは、全国ツアーの金沢公演で使われる定番会場です。公演に特化した座席詳細は、「本多の森北電ホール(または本多の森ホール)+アーティスト名+座席」で検索すると、過去公演の座席画像が見つかることがあります。今後、当サイトでも主要公演ごとの座席ガイドを追加していきます。

5. 本多の森北電ホールならではの注意点

注意点1:名称変更・チケット表記の揺れ

⚠ 「本多の森ホール」表記もまだ多い

2024年7月から正式には「本多の森北電ホール」ですが、旧称「本多の森ホール」で案内・検索する人がまだ多く、プレイガイドでも表記が揺れています。チケット・案内メール・SNSで新旧の表記が混在することを前提に、どちらも同じ会場だと把握しておきましょう。

注意点2:会場は坂の上・徒歩アクセスは上り坂

⛰ 香林坊から歩くと長い上り坂

会場は本多の森公園の高台にあり、繁華街の香林坊エリアから歩くと約15分の長い上り坂で、思いのほか疲れます。金沢駅からはバスで「出羽町」まで行くのが最も楽なルート。施設内に駐車場がなく、周辺の有料パーキングも会場から離れていることがあるため、公共交通機関の利用がおすすめです。

注意点3:トイレが少なめ・開演前は早めに

🚻 女子トイレは特に混みやすい

館内のトイレは数が少なめで、開演前や休憩中は特に女子トイレが混雑します。会場に着く前に駅や近隣施設で済ませておくと安心です。エレベーターやクロークは備わっているので、上り坂で疲れたら無理せず設備を活用しましょう。

6. 参戦必須の持ち物リスト

💡 双眼鏡と「傘」が金沢遠征のカギ

コンパクトな会場なので双眼鏡は必須ではありませんが、後方・立ち見なら8〜10倍があると表情まで楽しめます。そして金沢遠征でぜひ用意したいのが折りたたみ傘。金沢は「弁当を忘れても傘を忘れるな」と言われるほど天気が変わりやすい土地で、しかもこの会場は屋外を歩くアクセスだからです。

双眼鏡(座席別おすすめ倍率)

座席エリア 推奨倍率 用途
前方(A〜K列) 不要 肉眼で十分
中列(L〜U列) 6〜8倍 表情確認
後方(V列以降)・立ち見 8〜10倍 距離・高さ対応

軽量コンパクト双眼鏡(8倍前後)

8倍 / 軽量 / 明るいモデル

近い会場なので8倍前後で十分。後方や立ち見でも表情の雰囲気までしっかり掴めます。軽量で明るいモデルなら長時間でも疲れにくく、扇形の俯瞰席で全体と推しを行き来しながら見るのに便利です。ストラップ付きだとペンライトとの併用もラクになります。

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軽量な折りたたみ傘(金沢の変わりやすい天気対策)

軽量 / コンパクト / 晴雨兼用

金沢は雨や雪が多く、晴れていても急に降り出すことで有名な土地。会場は上り坂を歩く屋外アクセスなので、バッグに常備できる軽量な折りたたみ傘が遠征の心強い味方になります。晴雨兼用タイプなら、兼六園散策のときの日差し対策にも使えて一石二鳥です。


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7. アクセスと推奨ルート(金沢駅からバス)

本多の森北電ホールは、金沢駅からバスでアクセスするのが基本です。会場は高台にあるため、ルート選びで当日の疲れ具合がかなり変わります。

主要ルートと所要時間

出発地 ルート 目安
JR金沢駅 東口 バスターミナル6・7番のりばからバス「出羽町」下車 徒歩約3分 約15〜20分
JR金沢駅から タクシー 約15分
香林坊エリアから 徒歩(広坂経由・後半は上り坂) 約15分
小松空港から 空港バスで「香林坊」下車 徒歩約15分 約55分+徒歩

💡 いちばん楽なのは金沢駅から「出羽町」行きバス

金沢駅東口の6番のりば発の便は、すべて最寄りの「出羽町」に停まります。出羽町は金沢駅東口から6つ目のバス停で、所要は約20分。下車後は徒歩約3分で、上り坂を歩かずに済む最も楽なルートです。香林坊から歩くルートは繁華街を通れて楽しい反面、後半の上り坂が地味に堪えるので、体力と相談して選びましょう。

車・駐車場について

施設内に駐車場はありません。周辺の石引パーキング(約370台)や兼六園坂上パーキング(約100台)などを利用することになりますが、公演時は混雑し、遠い駐車場だと会場まで30分以上かかることも。渋滞や満車のリスクを考えると、公共交通機関の利用が無難です。

8. 周辺情報(兼六園・ホテル・飲食)

ホテル

会場は本多の森公園の高台にあり、周辺はホテルが少なめです。遠征組は香林坊・片町エリアや金沢駅周辺を拠点にするのが一般的。香林坊は繁華街で飲食・買い物に便利、金沢駅周辺は新幹線利用や翌日の移動に便利です。人気公演や観光シーズンは混み合うため、早めの予約を。

エリア 特徴
香林坊・片町 繁華街、会場まで徒歩orバス、飲食充実
金沢駅周辺 ホテル豊富、新幹線・観光の拠点に便利

観光・飲食

  • 会場は兼六園・金沢城公園のすぐ近く。石川県立美術館・県立歴史博物館・県立能楽堂も徒歩数分で、ライブ前後の散策が楽しめる
  • 本多の森公園は緑豊かで、四季折々の景色が魅力。開演までの時間つぶしにも最適
  • 会場周辺は町はずれで飲食店が限られるため、食事は香林坊・近江町市場・金沢駅周辺で。金沢おでん・海鮮丼・治部煮などの金沢グルメも満喫できる

9. よくある質問

Q. 本多の森ホールと本多の森北電ホールは同じ会場ですか?

A. 同じ会場です。2024年7月1日に「北陸電力会館 本多の森ホール」から「本多の森北電ホール」に名称変更されました。前身は石川厚生年金会館の大ホール部分です。チケットでは旧名との併記や表記の揺れが見られます。

Q. 本多の森北電ホールのキャパは何人ですか?

A. 1,707席です(オーケストラピット内の64席を含む)。別途、公演によって立ち見エリアが設定されることがあります。石川県内では金沢歌劇座に次ぐ規模のホールです。

Q. 2階席はありますか?

A. 2階席はありません。ステージを要に扇形へ広がる「ワンスロープ」構造で、前から後ろまで1フロアでつながっています。後方ほど段差が大きくなるので、後列でも見やすいのが特徴です。

Q. ライブで一番見やすい席はどこですか?

A. 前方のD〜K列中央が近さと視界を両立した神席です。中列(L〜U列)も段差がしっかりして見やすくおすすめ。サイド前方端は、アーティストが真横を通ることもある特権席です。

Q. 双眼鏡は必要ですか?

A. コンパクトな会場なので前方〜中列は肉眼でも十分楽しめます。後方(V列以降)や立ち見で表情まで見たい場合は、8〜10倍の双眼鏡があると安心です。

Q. 最寄り駅から近いですか?

A. 金沢駅東口からバスで約20分「出羽町」下車、徒歩約3分です。会場は高台にあり、香林坊から歩くと後半が長い上り坂になります。金沢駅からの「出羽町」行きバスが最も楽なルートです。

10. まとめ

📌 本多の森北電ホール 参戦前チェックリスト

  • 北陸を代表するコンサートホール(1,707席)、黒川紀章による扇形建築
  • 2024年7月から「本多の森ホール」→「本多の森北電ホール」に名称変更、表記の揺れに注意
  • 2階席がない扇形ワンスロープ、A列から後方へ1フロアで続く
  • 前方はフラット気味、中列以降は段差がしっかりで見やすい
  • 前方のD〜K列中央が神席、中列も安定して見やすい
  • サイド前方端はアーティストが真横を通る特権席(スピーカー設置時は除く)
  • 見切れは前方の左端・中央最前の両端、「Z列」は前から26番目
  • 双眼鏡は後方・立ち見で8〜10倍あると安心
  • 会場は高台、金沢駅からの「出羽町」行きバスが最も楽
  • 金沢は天気が変わりやすく屋外を歩くので折りたたみ傘が必携

本多の森北電ホールは、兼六園のほど近くで金沢の文化を支えてきた、扇形が美しい定番ホールです。名称変更という節目を迎えましたが、「どこからでも見やすい」というワンスロープの魅力は健在。2階がなく前から後ろまでシームレスに続く構造と、後方ほど急になる傾斜を押さえておけば、自分の席の見え方をイメージできます。チケットが当たったら、まず自分の列がアルファベットのどのあたりかを本記事で確認し、双眼鏡と折りたたみ傘を準備して、金沢駅からのバスで当日を迎えてください。兼六園や金沢グルメとあわせて、最高のライブ参戦になりますように。

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