ドジャース最強打線「MVPトリオ」とは?ムーキー・ベッツとフレディ・フリーマンの凄さを大谷翔平と徹底比較
ドジャースのワールドシリーズ連覇(V2)を支えた、球史最強とも言われる打線。
その中心が、大谷翔平選手、ムーキー・ベッツ選手、フレディ・フリーマン選手の3人、通称「MVPトリオ」です。
「大谷選手は知っているけど、ベッツとフリーマンって何がすごいの?」
「なぜこの3人が並ぶと”史上最強”と言われるの?」
この記事では、そんな「MVPトリオ」のすごさを、野球初心者の方にも分かりやすく徹底解説。
これを読めば、ドジャースの攻撃が回ってくるのが待ちきれなくなるはずです。
ドジャース最強打線「MVPトリオ」とは?ムーキー・ベッツとフレディ・フリーマンの凄さを大谷翔平と徹底比較
なぜ「MVPトリオ」と呼ばれるのか?
「ムーキー・ベッツ」の”すごさ”(背番号50)
① 5ツール・プレイヤー
② “最強の守備”(ゴールドグラブ賞)
③ 人間性とリーダーシップ
SNSで話題の豪華自宅とメジャーリーガーの「ケタ違い」な契約金
「フレディ・フリーマン」の”すごさ”(背番号5)
① メジャー屈指の「安打製造機」
② 驚異的な「勝負強さ」(得点圏打率)
③ 誰よりもチームを愛する「ハグ・モンスター」
2026年、ドジャース3連覇の鍵を握る「MVPトリオ」
まとめ
- 情報更新日:11月11日
なぜ「MVPトリオ」と呼ばれるのか?
理由はシンプルで、3人全員が「シーズンMVP」(リーグで最も価値のある選手)を受賞した経験者だからです。
- ムーキー・ベッツ(2018年 ア・リーグMVP)
- フレディ・フリーマン(2020年 ナ・リーグMVP)
- 大谷翔平(2021年・2023年 ア・リーグMVP/2024年 ナ・リーグMVP)
1つのチーム(しかも打順の上位)にMVP受賞者が3人も揃うこと自体が、メジャーリーグの長い歴史でも異例中の異例。
これが「史上最強の打線」と呼ばれる理由です。
この3人が、ドジャースのワールドシリーズ連覇(V2)の原動力となりました。
「ムーキー・ベッツ」の”すごさ”(背番号50)
大谷選手が、投打にわたる「規格外のパワーと才能」で注目されるのに対し、ムーキー・ベッツ選手のすごさは、野球に必要な能力すべてを最高レベルで備えた「究極の万能(パーフェクト)」さです。
① 5ツール・プレイヤー
ベッツのすごさは、野球に必要な「5つの道具(ツール)」すべてが一流であることです。
- 打撃(ヒットを打つ)
- 長打力(ホームランを打つ)
- 走塁(速く、賢く走る)
- 守備力(捕球がうまい)
- 送球(肩が強い)
これら全てを高いレベルで兼ね備えた選手を「5ツール・プレイヤー」と呼び、最高の選手への賛辞とされます。
1番打者として塁に出て盗塁もできれば、ホームランも打てる、まさに完璧なリードオフマンです。
② “最強の守備”(ゴールドグラブ賞)
彼のもう一つのすごさは、圧倒的な「守備力」です。
守備の達人に贈られる「ゴールドグラブ賞」を6回受賞している名手で、2025年シーズンは本職の外野手ではなく、怪我人が出たチーム事情で「ショート(遊撃手)」という最も激務なポジションを長期間守りました。
ショートは内野の要であり、打球処理・送球・連係プレーなど、全てに高いレベルが求められます。そんな難しいポジションでも、ベッツは高水準の守備を見せ続け、彼のファインプレー一つで、何度もチームのピンチが救われています。
③ 人間性とリーダーシップ
グラウンド外でも、ベッツはチームの「顔」であり、真のリーダーです。
大谷選手や山本投手が入団した際も、誰よりも早く歓迎の意を示し、チームに溶け込めるよう手厚くサポートした人格者として知られています。
SNSで話題の豪華自宅とメジャーリーガーの「ケタ違い」な契約金
ベッツはその実力で、ドジャースと12年総額3億6500万ドル(約数百億円規模)という超大型契約を結んでいます。
SNSなどで話題になる彼の豪華な自宅(プールや専用バスケットコート付と報じられる豪邸)は、まさにメジャーリーガーの「すごさ」の象徴。
メジャーリーグは実力さえ示せば、想像を絶する金額の年俸を手にできる「夢」の世界です。
MVPトリオの存在は、ドジャースの強さだけでなく、メジャーリーグのスケールの大きさも示しています。
「フレディ・フリーマン」の”すごさ”(背番号5)
ベッツが「万能」なら、3番(または4番)に座るフリーマンは「安定」と「勝負強さ」の天才です。
① メジャー屈指の「安打製造機」
フリーマンは、なにより「ヒットを打つ技術(アベレージ)」が際立っています。
普通なら手を出さないような難しい球や、厳しいコースの球でも、巧みなバットコントロールでヒットにしてしまいます。その技術の高さは、時に「神業的」と評されるほどです。
特に二塁打(ツーベースヒット)の多さは彼の代名詞であり、常にチャンスを広げられる好打者です。
② 驚異的な「勝負強さ」(得点圏打率)
フリーマンの最大のすごさは、その「勝負強さ」にあります。
「得点圏(ランナーが二塁か三塁にいるチャンス)」での打率が、毎年メジャーの中でも上位に入るレベルなのです。
メジャーリーグ全体の平均得点圏打率が、だいたい2割5分(.250)前後と言われる中で、フリーマンは3割前後の高い数字を残す年が続いています。< ベッツや大谷選手が作ったチャンスを、フリーマンが高確率で得点に結びつける――この「得点効率の高さ」こそが、ドジャース打線の最大の強みです。 「チャンスでフリーマンに回れば何とかしてくれる」という絶大な信頼感は、前を打つベッツや大谷選手にとっても最高の安心感となっています。
③ 誰よりもチームを愛する「ハグ・モンスター」
フリーマンは、チームのムードメーカーでもあります。
ヒットやホームランを打ってベースやベンチに戻ると、満面の笑みでチームメイトと熱いハグを交わす姿が有名。
その陽気なリーダーシップが、最強軍団ドジャースを一つにまとめています。
2026年、ドジャース3連覇の鍵を握る「MVPトリオ」
2024年、2025年のワールドシリーズ連覇は、この「MVPトリオ」がシーズンを通してチームの原動力となり、最強打線を形成したからこそ達成できた偉業です。
2026年のV3(3連覇)に向けても、大谷・ベッツ・フリーマンが並ぶ打線は、メジャー全球団の脅威であり続けます。
そして、ドジャースの“本当の恐ろしさ”は、この「打のMVPトリオ」だけではありません。
彼らを支える「投の日本人トリオ」の存在が、V2、そしてV3への最大の原動力です。
「大谷・山本・佐々木の“投手”としてのすごさも知りたい」
「来季(2026年)の3連覇に向けて、今のうちにドジャースの主役たちを予習しておきたい!」
という野球初心者の方は、ぜひ以下の解説記事もあわせてお読みください。
ドジャースの「投」と「打」の主役が分かり、試合観戦が何倍も楽しくなるはずです。
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まとめ
ドジャースの「MVPトリオ」とは、ムーキー・ベッツ(究極の万能さ)、フレディ・フリーマン(安定した技術と勝負強さ)、そして大谷翔平(規格外のパワーと才能)という、3人のシーズンMVP受賞経験者が揃った、まさに“史上最強”の打線のことです。
この3人の誰からでもチャンスが作れ、誰でもホームランが打てるという層の厚さこそが、ドジャースの最大の強みです。
この記事で紹介した3人の「すごさ」を知っておくだけで、ドジャースの攻撃イニングが、きっとこれまで以上に楽しみになるはずです。