4年に一度の冬の祭典、開幕へ!
2026年、雪と氷のスポーツの祭典「第25回オリンピック冬季競技大会」が、イタリアのミラノとコルティナ・ダンペッツォで開催されます!
世界中のトップアスリートが国の誇りを胸に集結し、熱い戦いを繰り広げる4年に一度の特別な大会。
この記事では、ミラノ・コルティナ2026冬季五輪の日程やテレビ放送、そして初心者でも観戦が100倍楽しくなる注目の競技や選手まで、どこよりも分かりやすく解説していきます!
4年に一度の冬の祭典、開幕へ!
ミラノ・コルティナ2026冬季五輪 大会概要
【2026年からの新競技】スキー登山(スキーモ)ってどんなスポーツ?
冬季オリンピックの歴史:歴代開催地と日本のメダルは?
ミラノ・コルティナ2026冬季五輪の大会日程・テレビ放送
【競技別】ミラノ・コルティナ2026冬季五輪 日本代表候補選手
【初心者でも楽しめる!】テレビ観戦が100倍面白くなる注目競技
- 情報更新日:10月2日
ミラノ・コルティナ2026冬季五輪 大会概要
大会名称 | 第25回オリンピック冬季競技大会(Milano Cortina 2026) |
---|---|
開催日程 | 2026年2月6日(金)~2月22日(日) |
開催地 | イタリア(ミラノ、コルティナ・ダンペッツォ) |
実施競技 | 8競技16種目 |
テレビ放送 | ジャパンコンソーシアム(NHK・民放連)による放送が有力 |
ネット配信 | TVer(ティーバー)でのライブ配信が有力 |
公式サイト | 大会公式 TEAM JAPAN公式 |
そもそも冬季オリンピックとは?
夏季オリンピックと同様に、4年に一度開催される冬のスポーツに特化した世界的な総合スポーツ大会です。
スキーやスケートなど、雪や氷の上で行われる競技が中心となります。
夏季と冬季は2年ずらして開催されるため、2年ごとにどちらかのオリンピックが行われていることになります。
【2026年からの新競技】スキー登山(スキーモ)ってどんなスポーツ?
ミラノ・コルティナ2026冬季五輪では、ヨーロッパの山岳地帯で絶大な人気を誇る「スキー登山(skimo)」が新競技として採用されます!まだ日本ではあまり知られていない、この新しい競技の魅力をご紹介します。
「登って、滑る」究極の山岳レース
スキー登山(スキーモ)とは、その名の通り、スキーを履いて雪山を登り、そして一気に滑り降りる速さを競う、非常に過酷な山岳スポーツです。
登る際には、スキーの裏に「シール」と呼ばれる滑り止めを貼り付けて、自分の足で雪面を歩くように登っていきます。そして、頂上に着いたらシールを剥がし、ビンディングをスキーブーツに固定して、大自然の中を猛スピードで滑り降ります。
五輪で採用される3つの種目
2026年大会では、以下の3つの種目でメダルが争われます。
- スプリント:高低差80mほどの短いコースで行われる、最もスピーディーな種目。
- 個人(インディビジュアル):高低差1600m以上にもなる長いコースを舞台にした、持久力が試される伝統的な種目。
- 混合リレー:男女ペアで襷(たすき)を繋ぐ、戦略性も重要な種目。
テレビ観戦の見どころ
見どころは、なんといっても山頂での「トランジション(用具の転換)」です。登りから滑降へと切り替える際、選手たちは驚異的な速さでスキーからシールを剥がし、ブーツを装着します。この用具の付け替えの速さも、勝敗を分ける重要な要素の一つです。大自然の絶景の中、繰り広げられる過酷なレースに注目しましょう!
冬季オリンピックの歴史
歴代開催地と日本のメダルは?
過去の冬季オリンピックの開催地と、その大会での日本のメダル獲得総数です。
1998年長野五輪以降、日本は合計57個のメダルを獲得しています!
(歴代メダル獲得数は76個です。)
開催年 | 開催都市 | 日本のメダル総数 |
---|---|---|
1998年 | 長野(日本) | 10個 |
2002年 | ソルトレークシティ(アメリカ) | 2個 |
2006年 | トリノ(イタリア) | 1個 |
2010年 | バンクーバー(カナダ) | 5個 |
2014年 | ソチ(ロシア) | 8個 |
2018年 | 平昌(韓国) | 13個 |
2022年 | 北京(中国) | 18個 (冬季五輪最多) |
ミラノ・コルティナ2026冬季五輪の大会日程・テレビ放送
大会日程
第25回冬季オリンピックは、2026年2月6日(金)の開会式から2月22日(日)の閉会式まで、17日間にわたって開催されます。
日本での注目度が高い競技の決勝(メダル決定戦)の日程は以下の通りです。
※参照元:Milano Cortina 2026 Official Schedule
日付 | 時間(日本時間) | 競技 | 種目 |
---|---|---|---|
2月11日(水) | (未定) | スノーボード | 男子ハーフパイプ 決勝 |
2月14日(土) | (未定) | フィギュアスケート | 男子シングル フリー |
2月16日(月) | (未定) | スピードスケート | 女子1500m |
2月17日(火) | (未定) | アイスホッケー | 女子 決勝 |
2月20日(金) | (未定) | カーリング | 女子 決勝 |
2月20日(金) | (未定) | フィギュアスケート | 女子シングル フリー |
2月21日(土) | (未定) | スキージャンプ | 男子ラージヒル個人 決勝 |
※上記は決勝の日程(一部)です。時間はまだ未定のため、発表され次第、随時更新します。
テレビ放送・ネット配信
まだ正式発表はありませんが、これまでのオリンピックと同様に、ジャパンコンソーシアム(NHKと民放各局)が地上波・BSで放送すると考えられます。
また、ネット配信はTVer(ティーバー)で、テレビと同じ内容がライブ配信される可能性が非常に高いです。
【競技別】ミラノ・コルティナ2026冬季五輪 日本代表候補選手
2025年10月時点での情報をもとに、各競技で活躍が期待される日本の有力選手をまとめました。
出場選手は今後、各競技の選考会などを経て正式に決定します。
日本代表が確定次第、こちらの表を更新していきます!
競技 | 主な代表候補選手 |
---|---|
フィギュアスケート | 鍵山 優真、三浦 佳生、坂本 花織 ※宇野昌磨選手は2024年に引退を表明しています。 |
スピードスケート | 髙木 美帆、森重 航 |
スキージャンプ | 小林 陵侑、高梨 沙羅 |
スノーボード (ハーフパイプ) |
平野 歩夢、戸塚 優斗、小野 光希 |
フリースタイルスキー (モーグル) |
堀島 行真、川村 あんり |
カーリング女子 | 中部電力 ※2024年日本選手権で優勝し、代表選考で優位に立っています。 |
アイスホッケー女子 | 山下 光、志賀 葵、浮田 留衣 ※「スマイルジャパン」として出場は内定済みです。 |
【初心者でも楽しめる!】
テレビ観戦が100倍面白くなる注目競技
数ある冬の競技の中から、特に日本での注目度が高く、ルールを知らなくても「スゴさ」が伝わる5つの競技をピックアップしました!
① フィギュアスケート:氷上のミュージカル
まるで一本の映画やミュージカルを観ているかのような、最も華やかで美しい競技。
選手たちは、音楽と一体になりながら、高さ数メートルにもなるジャンプや、目が回るほど高速のスピンを繰り出します。
技の成功・失敗はもちろん、選手一人ひとりの表情や表現に注目すると、その物語に引き込まれること間違いなしです。
② スキージャンプ:飛距離を競う人間ロケット
巨大なジャンプ台を時速90km以上で滑り降り、そのまま空へ飛び出す、最も勇気が試される競技の一つ。
ルールは非常にシンプルで、「一番遠くまで、美しく飛んだ人が勝ち」。
選手が鳥のように風に乗り、100m以上も先にある着地ラインを越えていく姿は、理屈抜きの興奮を覚えます。
③ カーリング:頭脳と心理戦のチームスポーツ
「氷上のチェス」と呼ばれる、最も頭脳的な競技。
一見、簡単そうに見えますが、ストーンを置く位置、相手の作戦を読む力、仲間を信じる心が全て試されます。
特に、試合の最終盤、最後の一投で劇的に勝敗がひっくり返る瞬間の緊張感は、他のどのスポーツにもない魅力です。
④ スノーボード:重力を無視するスーパーヒーロー
円筒を半分にしたようなコース(ハーフパイプ)で、スケートボードのように滑りながら、ありえない高さのエア(ジャンプ)や回転技を繰り出す、最もクールな競技。
選手たちはまるでスーパーヒーローのように空を舞い、常識では考えられないような技を次々と決めます。「人間ってこんな動きができるの!?」という驚きの連続です。
⑤ スピードスケート:コンマ1秒を削り合う氷上のF1
極限まで鍛え上げられた太ももを武器に、風を切るようなスピードで氷上を駆け抜ける、最もスピード感あふれる競技。
特に、複数人が一斉にスタートして順位を競う「マススタート」では、激しい駆け引きや接触もあり、ゴール前の写真判定にもつれ込むほどの僅差の勝負が楽しめます。
⑥ アイスホッケー女子:「スマイルジャパン」の挑戦
「氷上の格闘技」とも呼ばれる激しいボディコンタクトと、時速160kmを超えるシュートのスピード感が魅力。女子日本代表「スマイルジャパン」はすでに出場が内定しており、悲願のメダル獲得に期待がかかります。